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 最終日フォト&レポート

いよいよ最終日のレポートとなります!


●男子チームスプリント
18チームが出場。予選タイムの上位4チームがそれぞれ1-2位決定戦、3-4位決定戦に進む。
日本からは当初2走に予定されていた深谷知広の欠場により、1走成田和也、2走渡邉一成、3走新田祐大のメンバーに変更しての出走。



予選1位、決勝でも43秒423のタイムで優勝したTEAM SKY + HD。



予選、決勝とも2位になったイギリスチームも43秒台をマーク。



3-4位決定戦でロシアのトレードチーム、MOSCOW TRACK TEAMを下したドイツが銅メダル。



予選6組目に登場した日本は44秒721で6位。久しぶりとなる44秒台の好タイムに加え、6位に入ったことでW杯ポイントも獲得。



優勝したTEAM SKY + HDのメンバーは1走ジェイミー・スタッフ、2走エドガー・ロス、3走クリス・ホイ。第3走者としてのホイのタイムは13秒021とずば抜けた速さ! これでホイは3冠を達成した。



男子チームスプリント表彰式。


男子チームスプリント リザルト
1位 TEAM SKY + HD 43秒423
2位 イギリス 43秒813
3位 ドイツ 43秒683
6位 日本(成田和也・渡邉一成・新田祐大) 44秒721



●女子ケイリン
34名が出場。6組行われた1回戦は、1着のみという厳しい勝ち上がり条件の中、ビクトリア・ペンデルトン、ゴウ・シュアン、アンナ・ミアーズなど有力どころは順当に勝利。シモーナ・クルペシカイテはペンデルトンに敗れ、敗者復活戦回りとなったが、ここはきっちり勝って2回戦へ。
2組行われた2回戦から上位3名ずつが決勝進出となった。



決勝。前を取ったのはミアーズ(オーストラリア)。アルカンシェルのゴウ(中国)、クルペシカイテ(リトアニア)と続き、ペンデルトン(TEAM SKY + HD)が最後尾で周回。



残り1周。クルペシカイテが先行態勢に。すかさずゴウがマーク。ペンデルトンはまだ後方に。



クルペシカイテが逃げ切っての勝利。2着にゴウ、3着にミアーズ。ペンデルトンは結局5着に終わった。



女子ケイリン表彰式。


女子ケイリン リザルト
1位 KRUPECKAITE Simona(リトアニア
2位 GUO Shuang(中国)
3位 MEARES Anna(オーストラリア)
4位 RONNER Agnes(オランダ)
5位 PENDLETON Victoria(TEAM SKY + HD)
6位 PANARINA Olga(ベラルーシ


●男子団体追抜き
14チームが出走。
予選からタイム3分57秒709で2位のスペインに11秒近い差を付けてトップに立ったイギリス。決勝はイギリスとスペイン、3-4位決定戦はドイツとウクライナの対戦に。



予選3位のドイツがDNFとなり、ウクライナが銅メダル獲得。



イギリスとの圧倒的なタイム差の前には太刀打ちできず、オーバーラップされての銀メダルとなったスペイン。



優勝はイギリス。かなりのハイペースでスペインを追抜いたあとも走り続け、そのタイムに注目が集まる。



世界記録に1秒近くまで迫る3分54秒395という素晴らしいタイムでフィニッシュしたイギリス。会場はスタンディングオベーションの嵐!



男子団体追抜き表彰式。


男子団体追抜き リザルト
1位 イギリス 3分54秒395
2位 スペイン OVL
3位 ウクライナ


●女子団体追抜き
12チームが出場。
予選は3分23秒436でイギリスが1位、2位ドイツ、3位オーストラリア、4位オランダの順。決勝はイギリスとドイツ、3-4位決定戦はオーストラリアとオランダの対戦に。



オランダを下し、銅メダル獲得となったのはオーストラリア。



2位はドイツ。



女子団体追抜き優勝は男子に続き、またもやイギリス。



イギリスチームの面々。左からROWSELL Joanna、ポイントレース優勝のARMITSTEAD Elizabeth、個人追抜き優勝のHOUVENAGHEL Wendyというメンバーで臨み、見事金メダル。



女子団体追抜き表彰式。


女子団体追抜き リザルト
1位 イギリス 3分21秒875
2位 ドイツ 3分26秒403
3位 オーストラリア 3分28秒005


●男子スクラッチ
予選は2組行われ、それぞれ上位12名が決勝に進出。決勝は60周(15km)で争われる。
日本からは盛一大が出場。予選第2ヒートを7位で通過し、決勝へ。



男子スクラッチ決勝がスタート。



盛は昨年のW杯でこの種目の金メダルを取っているだけに、期待は大きい。



序盤にできた盛を含む5人の逃げがラップに成功。



残り1周となり、ラップしているのは盛を含めて5人。この5人の中でのゴール着順で最終順位が決まる。ここで後方になってしまった盛は必死で前に上がろうと、最後の力を振り絞って踏む。



5人の中で先着したのはロシアのイヴァン・コバレブ。勝利を確信し、ガッツポーズ。



ラップしたメンバーの中では最後尾でのゴールとなった盛は5位。メダルも十分見えていた展開だけに、悔しそうな表情。



男子スクラッチ表彰式。


男子スクラッチ リザルト
1位 KOVALEV Ivan(ロシア)
2位 BUJKO Lukasz(ポーランド
3位 LAGKUTI Sergiy(ウクライナ
5位 盛一大(日本)