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トラックレース&競輪を中心とした自転車競技情報ブログ

 トラックパーティーの出場選手を発表! テオ・ボス、ニコール・クックをはじめとした海外スター選手が参戦、迎え撃つ日本勢もメダリストなど豪華顔ぶれが揃う!!


ジャパンカップの記者発表会と同日、同所にてトラックパーティーの記者発表会も行われました。こちらも出場予定選手の紹介がメインとなりましたが、8月22日現在で決定している選手は以下の通りとなっています。


トラックパーティー出場選手 ※8月22日現在の暫定情報
UCIプロチームより
テオ・ボス(オランダ、ラボバンク
エリア・ヴィヴィアーニ(イタリア、リクイガスキャノンデール


UCIプロコンチネンタルチームより
ジョヴァンニ・ヴィスコンティ(イタリア、ファルネーゼヴィニ・ネーリソトッリ)
アンドレア・グアルディーニ(イタリア、ファルネーゼヴィニ・ネーリソトッリ)
オスカル・ガット(イタリア、ファルネーゼヴィニ・ネーリソトッリ)


UCIウーマンズチームより
ニコール・クック(イギリス、SCマリオチポッリーニジャンベニーニ)
ロゼッラ・カローヴィ(イタリア、SCマリオチポッリーニジャンベニーニ)
エリーヌ・デルーファー(ベルギー、AAドリンク・レオンティン)


★トラックナショナルチーム
永井清史
長塚智広
中川誠一郎
新田祐大
渡邉一成


★KEIRIN
浅井康太
佐藤友和
伏見俊昭


テオ・ボスはもはや説明するまでもないと思いますが、かつては短距離種目で名声をほしいままにしたスーパースター。現在はロード選手として、トラック競技は中長距離で活躍中です。ジョヴァンニ・ヴィスコンティジャパンカップからトラックパーティーにも参加、チームメートのオスカル・ガットは今年のジロ・デ・イタリアでステージ優勝を挙げています。女子選手ではなんと言ってもニコール・クック。北京オリンピックではロードで金メダル、2008年のロード世界選手権優勝など、数々のタイトルを持つビッグネーム。現在出場が決定している海外勢はロード、トラックともにこなす中長距離選手が中心の顔ぶれとなっています。
迎え撃つ日本勢は北京オリンピックケイリン銅メダルの永井清史をはじめとしたナショナルチームと、今年の1月北京W杯でケイリン銅メダルを獲得した浅井康太、アテネオリンピックチームスプリント銀メダルの伏見俊昭など競技の世界で実績を持つメンバーを揃えたKEIRINチーム。イベントといえども日本勢は“本気モード”のメンバーを揃えてきましたよ!


今回発表されたのは、あくまで記者発表会時点で出場が確定していた選手のみで、他にもまだまだ交渉・調整中の選手がいるそうです。特に、日本勢で中長距離選手の名前が1人も挙っていなかったので、「まさか誰も出ないの!?」と心配する声もちらほら聞きましたが、もちろん調整を進めている最中とのこと。中長距離陣の不動のエースである、あの選手はロードの日程と重なっていて出場は少々難しいようなのですが、“帰ってきたもう1人のエース”はもしかしたら調整がつくかも…との情報が。とはいえ、まだ流動的な状態なので正式発表までお待ちください。
また、実施される種目もこの会見では明かされなかったのですが、既存の種目に加え、日本風にアレンジしたものなども検討しているそうなので、こちらも発表が楽しみですね。


公式サイトではチケットの販売と、1泊2日の観戦ツアーの情報が公開されています。ぜひお早めにご確認ください!
トラックパーティー公式サイトはこちら。 http://www.trackparty.net/




トラックパーティーを主催するJKAの石黒会長が挨拶。



日本初となるエンターテインメントトラックレースイベント、トラックパーティー。その魅力や見所、楽しみ方をトークショーで紹介。



JCF強化委員長の中野浩一氏。



久しぶりにナショナルチームに戻ってきた長塚智広選手。トラックパーティーにも参戦するので「ぜひ1着を狙いたい」と意気込みを語る。



記念撮影。



10月29日(土)、トラックパーティーが開催される伊豆ベロドローム