本日、6月28日(金)から中国・北京でトラック競技の国際大会が行われています。日本から派遣される選手団は以下の通りJCFより発表されています。
2013トラック中国国際大会(UCI International Event)
開催場所 中国・北京
開催日程 2013年6月28日(金)〜30日(日)
監督 松本整(ナショナルチーム総監督)
コーチ 坂本勉(ナショナルコーチ)
コーチ 飯島誠(選手強化コーチ)
スタッフ 村田正洋(アシスタントナショナルコーチ)
スタッフ 沖美穂(強化アドバイザー)
メカニック 森昭雄(JCF強化スタッフ)
マッサー 柳浩史(JCF強化スタッフ)
ドクター 寺門厚彦(選手強化医科学部員)
随員 田畑昭秀(選手強化医科学部員)
出場選手
★ナショナルチーム
中川誠一郎(JPCA・JPCU熊本)
渡邉一成(JPCA・JPCU福島)
河端朋之(JPCA・JPCU岡山)
橋本英也(岐阜・鹿屋体育大学)
石井寛子(JPCA・JPCU東京)
前田佳代乃(京都)
塚越さくら(鹿児島・鹿屋体育大学)
★シクロチャンネル東京チーム
稲毛健太(JPCA・JPCU和歌山)
この大会、クラス1というグレードの高いものなのですが、UCIのカレンダーには「UCI International Event」という、素っ気ないくらいストレートな名前で掲載されており、予想はしていましたが、専用のWEBサイトなどはありません…。
実施される種目は、男女ともにケイリン、スプリント、チームスプリント、オムニアム、団体追抜の5種目。日本チームは団体追抜以外の4種目に出場予定と思われます。
この大会に関しては情報がほとんどなく、タイムスケジュールも分からないのですが、本日すでに初日の競技は終了しているはずで、のちほどJCFのHPなどで日本人選手の結果が紹介されるのではないでしょうか。
先日、JCFからも発表がありましたが、今季はトラック競技のW杯や世界選手権出場のシステムが変更されました。まずはW杯に出場するために規定以上のUCIポイントを取らねばならず、世界選手権はさらにその先の条件をクリアして初めて参加できる形となりました。
このW杯に出場するためのUCIポイントを獲得するために、日本チームは今回この中国の大会に参加しています。ですので、この大会のリザルトはとても重要であり、注目しなければなりません。
CYCLIST FANでも、このトラック競技のシステム変更については詳しく紹介する予定です。現在準備しておりますので、もう少しお待ちください!
さて、このシステム変更にまつわる日本チームの対応についての記事が、「KEIRIN MAGAZINE-WEB」に掲載されています。これを読んでいただくと、どんなふうにシステムが変わり、なるべく多くの選手のW杯出場を確保するために日本チームにはなにが必要なのかなど、理解しやすいと思います。そして、危惧される問題点も一緒に考えていただけたらと切に願います。
♦「KEIRIN MAGAZINE-WEB」のトラックナショナルチーム選手強化についての記事はこちら。
http://www.keirinmagazine-web.com/#!kyouka1/cizv