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 2017アジア選手権トラックレース3日目の日本勢はエリート男子ポイントレースで倉林巧和が金メダル! 女子個人追抜きはエリートの梶原悠未が銀、ジュニアの松井優佳が銅、ジュニア男子1kmTTの山根慶太が銅メダル獲得!

2017アジア選手権トラックレース3日目が終了しています。

この日はエリート男子ポイントレースで倉林巧和選手が見事金メダルを手に! さらに女子個人追抜きのエリート&ジュニア、ジュニア男子1kmタイムトライアルでメダルを獲得となりました。
また、予選から1/4決勝まで行われた女子スプリントは、ジュニアの松本詩乃選手、エリートの太田りゆ選手が準決勝となる1/2決勝進出を決めています。特に1/4決勝で前田佳代乃選手を破った、競輪学校生の太田選手の走りには驚きです!


では、現地より送っていただいたリザルトと写真で大会3日目を振り返ります(決勝種目のみ)。


◎2月8日(水) 大会3日目結果


★ジュニア男子ポイントレース
日本からは佐藤健選手が出場。佐藤選手は惜しくも表彰台には届かず、4位という結果に。



4位の佐藤 photo: Kenji NAKAMURA / JCF


ジュニア男子ポイントレース<決勝>(15km)
1位 KIM Euro KOR  19p
2位 HUANG Chien Chang TPE  10p
3位 CHAIYASOMBAT Thanakhan THA  8p
4位 佐藤  健(熊本・九州学院高校) 7p  


★エリート男子ポイントレース
日本からは倉林巧和選手が出場。倉林選手はラップも含め得点を重ねていき、僅差の争いの中、見事優勝!
現地から届いた倉林選手のコメントによると、「途中自分のポイントが良く把握できていなかったので、とにかくフィニッシュで上位通過しようと努力した。」とのことで、ちょっと混乱もあったようですが、無事金メダルを手にしています!



優勝した倉林 photo: Kenji NAKAMURA / JCF



表彰式 photo: Kenji NAKAMURA / JCF


★ジュニア女子2km個人パーシュート
日本からは松井優佳選手が出場。予選3位から3-4位決定戦に進んだ松井選手は、見事勝利し、銅メダルを獲得となりました。



銅メダルの松井 photo: Kenji NAKAMURA / JCF



表彰式 photo: Kenji NAKAMURA / JCF


ジュニア女子2km個人パーシュート<最終結果>
1位 KIM Hyesu KOR  2:28.890
2位 BATRIYA Chaniporn THA  2:36.500
3位 松井 優佳(鹿児島・南大隅高校) 2:36.624


★エリート女子3km個人パーシュート
日本からは梶原悠未選手が出場。この種目の日本記録を持つ梶原選手は予選1位で通過し、1-2位決定戦へ。決勝では予選よりもタイムを落とした梶原選手は、惜しくも敗れ、銀メダルとなっています。



銀メダルの梶原 photo: Kenji NAKAMURA / JCF



表彰式 photo: Kenji NAKAMURA / JCF


エリート女子3km個人パーシュート<最終結果>
1位 LEE Jumi KOR  3:41.338
2位 梶原 悠未(埼玉・筑波大学) 3:42.103
3位 HUANG DONG Yan CHN  3:43.586


★ジュニア男子1kmタイムトライアル
日本からは山根慶太選手が出場。予選3位で決勝に進み、見事銅メダル獲得となっています。



銅メダルの山根 photo: Kenji NAKAMURA / JCF



表彰式 photo: Kenji NAKAMURA / JCF


ジュニア男子1kmタイムトライアル<最終結果>
1位 PARK Hyunoh KOR  1:05.207
2位 ZENG Jhih Hong TPE  1:06.322
3位 山根 慶太(鳥取倉吉西高校) 1:06.786


★エリート男子1kmタイムトライアル
日本からは一丸尚伍選手が出場。一丸選手は中距離の選手ですが、この種目では昨年の国体でも優勝を飾るなど、そのダッシュ力には定評があります。予選は1分3秒台の5位で決勝に進んだ一丸選手ですが、決勝ではタイムを伸ばすことはできず、4位という結果になっています。



4位の一丸 photo: Kenji NAKAMURA / JCF


エリート男子1kmタイムトライアル<最終結果>
1位 DANESHVAR KHORRAM Mohammad IRI  1:03.129
2位 HSIAO Shih Hsin TPE  1:03.651
3位 NA Junggyu KOR  1:03.669
4位 一丸 尚伍(大分・ブリヂストン・アンカー) 1:04.180


★エリート男子オムニアム
日本からは小林泰正選手が出場。2015年、2016年の全日本チャンピオンである小林選手は、スクラッチ1位、テンポ4位、エリミネーション3位で、3種目終わった時点で暫定2位で最後のポイントレースを迎えました。激しいポイントの取り合いとなる中、小林選手は僅差ながら得点及ばず、表彰台を逃す4位という結果でレースを終えています。



4位の小林 photo: Kenji NAKAMURA / JCF


エリート男子オムニアム<最終結果>
1位 MIRALIYEV Sultanmurat KAZ  132p
2位 LEUNG Chun Wing HKG 129p
3位 KIM Okcheol KOR  120P
4位 小林 泰正(群馬・日本体育大学) 118P


♦大会公式サイトのリザルトはこちら。
http://sportingindia.com/atcc-results#day3


大会4日目はジュニア・エリート男子スプリント(予選〜1/8決勝)、エリート女子オムニアム、ジュニア・エリート男子追抜き、ジュニア・エリート女子スクラッチが行われます!