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 2017アジア選手権トラックレース4日目の日本勢はエリート女子オムニアムで梶原悠未が金メダルに輝く! ジュニア男子個人追抜きの河野翔輝は銅メダルを獲得!

2017アジア選手権トラックレース4日目が終了しました。
本日はあと一歩のところで表彰台に届かず、というレースも多かったのですが、そんな中、梶原悠未選手がエリート女子オムニアムで堂々の金メダル獲得! そしてジュニアの河野翔輝選手が男子個人追抜きで銅メダルを手にしました!
また、予選から1/8決勝まで行われた男子スプリントはジュニアの中野慎詞選手と梶原海斗選手、エリートの河端朋之選手と脇本雄太選手、全員が勝ち上がり、最終日に駒を進めています。


では、現地より送っていただいたリザルトと写真で大会4日目を振り返ります(決勝種目のみ)。


◎2月9日(木) 大会4日目結果


★ジュニア女子スクラッチ
日本からは石上夢乃選手が出場し、惜しくも4位でメダルには届かず。



4位の石上 photo: Kenji NAKAMURA / JCF


ジュニア女子 スクラッチ<決勝>
1位 KIM Hyesu KOR
2位 PACHSHENKO Svetlana KAZ
3位 AU Hoi Ian MAC
4位 石上 夢乃(神奈川・横浜創学館高校)


★エリート女子スクラッチ
日本からは古山稀絵選手が出場し、8位でレースを終えています。



8位の古山 photo: Kenji NAKAMURA / JCF 


エリート女子 スクラッチ<決勝>
1位 HUANG Li CHN
2位 KANG Hyunkyung KOR
3位 DIAO Xiaojuan HKG
8位 古山 稀絵(東京・日本体育大学


★ジュニア男子3km個人パーシュート
日本からは河野翔輝選手が出場。予選3位で3-4位決定戦に進んだ河野選手は見事勝利し、銅メダル獲得となりました。



銅メダルの河野 photo: Kenji NAKAMURA / JCF 



表彰式 photo: Kenji NAKAMURA / JCF 


ジュニア男子 3km個人パーシュート<最終結果>
1位 SHTEIN Iogan KAZ  3:23.644
2位 JOO Mideum KOR  3:26.251
3位 河野 翔輝(奈良・榛生昇陽高校) 3:30.083


★エリート男子4km個人パーシュート
日本からは近谷涼選手が出場。この種目の日本記録を持つ近谷選手は、予選は4分32秒台で4位。3-4位決定戦へ進みますが、タイムを伸ばすことはできず、惜しくも4位という結果に。



4位の近谷 photo: Kenji NAKAMURA / JCF 


エリート男子 4km個人パーシュート<最終結果>
1位 PARK Sanghoon KOR  4:24.314
2位 ZAKHAROV Artyom KAZ  4:26.670
3位 LI Wen Chao TPE  4:31.074
4位 近谷 涼(富山・三和シャッター工業/ブリヂストン・アンカー) 4:32.834


★ジュニア女子スプリント
日本からは松本詩乃選手と細谷夢菜選手が出場。
3日目に予選から1/4決勝までが行われ、松本選手は12秒331の予選4位から勝ち上がり、1/2決勝進出を決めます。細谷選手は12秒334の予選5位から1/4決勝まで進みますが、ここで敗退。
4日目に行われた1/2決勝ではストレートで敗れた松本選手は、3-4位決決定戦に回りますが、ここでも勝利はならず、表彰台にはあと一歩及ばずの4位となりました。



4位の松本 photo: Kenji NAKAMURA / JCF 


ジュニア女子スプリント<最終結果>
1位 SHEN Chao Yue CHN
2位 HU Jia Fang CHN
3位 JEONG Seolhwa KOR
4位 松本 詩乃(東京・昭和第一学園高校)
5位 細谷 夢菜(埼玉・浦和工業高校) 


★エリート女子スプリント
日本からは前田佳代乃選手と太田りゆ選手が出場。
予選は前田選手が11秒370の3位、太田選手が11秒552の7位。1/8決勝を勝ち上がった両選手は1/4決勝で対戦しますが、ここで太田選手が前田選手をストレートで下し、1/2決勝進出を決めます。
快進撃となった太田選手ですが、しかしここからの壁は厚く、1/2決勝では世界のトップスプリンター、リー・ワイジー(ホンコンチャイナ)、3-4位決定戦では韓国の実力者、リ・ヘジンに敗れ、残念ながらメダル獲得はなりませんでした。



1/2決勝の太田 photo: Kenji NAKAMURA / JCF


エリート女子 スプリント<最終結果>
1位 LEE Wai Sze HKG
2位 KIM Wongyeong KOR
3位 LEE Hyejin KOR
4位 太田 りゆ(静岡・日本競輪学校
7位 前田佳代乃(京都)


★エリート女子オムニアム
日本からは梶原悠未選手が出場。
クラッチ2位、テンポ2位、エリミネーション1位の暫定トップで最終種目ポイントレースを迎えた梶原選手は、1着通過を連発し着々と得点を重ね、後続とのポイント差を広げていきます。そして見事優勝を飾り、初日のポイントレースに続き、自身2つ目の金メダル獲得となりました。
梶原選手のコメント「今回、アジア選手権のオムニアムで優勝できたので、次は世界選のオムニアムで活躍できるように頑張りたい」



金メダルの梶原 photo: Kenji NAKAMURA / JCF



表彰式 photo: Kenji NAKAMURA / JCF 


エリート女子 オムニアム<最終結果>
1位 梶原 悠未(埼玉・筑波大学) 144p
2位 LUO Xiao Ling CHN  139p
3位 MENG Zhaojuan HKG  124P]


♦大会公式サイトのリザルトはこちら。
http://sportingindia.com/atcc-results#day4


明日2月10日(金)は、ついに大会最終日。
最終日はジュニア・エリート男子スプリント(1/4決勝〜決勝)、ジュニア・エリート女子ケイリン、ジュニア男子オムニアム、エリート男女マディソンが行われます!