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トラックレース&競輪を中心とした自転車競技情報ブログ

 2018-2019トラックW杯第2戦ミルトン大会2日目の日本勢は、男子ケイリンで脇本雄太6位、河端朋之17位。男子オムニアムは今村駿介16位。女子スプリントは小林優香21位、太田りゆ28位。女子マディソンは18位


2大会連続のメダル獲得はならずも男子ケイリン6位の脇本雄太 Photo:Takenori WAKO


2018-2019トラックW杯第2戦ミルトン大会2日目が終わりました。
この日に行われた種目は男子ケイリン、男子オムニアム、女子スプリント、女子マディソンの4種目。日本は全種目に出場しています。


まず男子ケイリンは、第1戦で優勝を飾った脇本雄太選手が今回も決勝に進出。残念ながら6位と連続でのメダル獲得はなりませんでしたが、コンスタントに決勝に乗れる安定感が頼もしい限りです。
男子オムニアム、女子スプリント、女子マディソンは、やはりこの強豪揃いのメンバーになるとさすがに壁は高く、厳しい戦いとなりました。


では、現地から届いた写真とともに大会2日目の結果を振り返ります。


★男子ケイリン
日本からは河端朋之選手と脇本雄太選手が出場。
2着上がりの1回戦は河端選手4着、脇本選手3着で両選手とも敗者復活戦へ。
1着上がりの敗者復活戦、河端選手と脇本選手は同組となり、脇本選手が1着で2回戦に駒を進めますが、河端選手は3着で敗退。
2回戦を2着で勝ち上がった脇本選手は1-6位決定戦へ進出。2大会連続のメダルに期待がかかりますが、思うように前に上がれず、6着という結果に。優勝はリオオリンピック金メダルのジェイソン・ケニー(イギリス)。



勝戦。周回中 Photo:Takenori WAKO



残り2周。先手を取ったのはジェイソン・ケニー(イギリス)。脇本は4番手 Photo:Takenori WAKO



残り1周。ケニーを交わして先頭に立ったのはHugo BARRETTE(カナダ) Photo:Takenori WAKO



最終バックへ向かっていくところ。脇本は5番手 Photo:Takenori WAKO



ゴール前で先行するBARRETTEを差したケニーが1着。脇本は6着 Photo:Takenori WAKO



表彰式 Photo:Takenori WAKO


終結
1位 Jason KENNY(イギリス)
2位 Hugo BARRETTE(カナダ)
3位 Matthijs BUCHLI(Beat Cycling Club)
6位 脇本雄太(JPC)
17位 河端朋之(日本)


★女子スプリント
日本からは小林優香選手と太田りゆ選手が出場。
上位28名がクリアとなる予選は、小林選手が11秒039の20位、太田選手が11秒153の28位で次の1/16決勝へ。
1/16決勝では、太田選手はリー・ワイジー(ホンコンチャイナ)、小林選手はケイティ・マーチャント(イギリス)に敗れ、両選手ともここで敗退となります。
優勝は2大会連続となるリー・ワイジー



1-2位決定戦。Emma HINZE(ドイツ)をストレートで下したリー・ワイジー(ホンコンチャイナ)が優勝 Photo:Takenori WAKO



表彰式 Photo:Takenori WAKO


終結
1位 LEE Wai Sze(ホンコンチャイナ)
2位 Emma HINZE(ドイツ)
3位 Stephanie MORTON(オーストラリア)
21位 小林優香(ドリームシーカー)
28位 太田りゆ(日本)


★男子オムニアム
日本からは今村駿介選手が出場。
今村選手は1種目めのスクラッチを13位でスタートしますが、2種目めのテンポレースで21位と大きな順位を取ってしまい、3種目めエリミネーションも序盤で一旦除外されますが、直後に集団落車が起こり再発走となったことで救済され、12位。3種目終わった時点で暫定16位で最後のポイントレースを迎えた今村選手ですが、得点して順位を上げることはできず、最終的に16位となっています。
3種目終えて3位だったベンジャミン・トーマス(フランス)がポイントレースでラップに成功するなど大きく得点を伸ばし、逆転で優勝。



エリミネーションでは集団落車が2回起こるアクシデントも Photo:Takenori WAKO



16位でレースを終えた今村駿介 Photo:Takenori WAKO



優勝はベンジャミン・トーマス(フランス) Photo:Takenori WAKO



表彰式 Photo:Takenori WAKO


終結
1位 Benjamin THOMAS(フランス) 144p
2位 Mark STEWART (イギリス) 134p
3位 Campbell STEWART(ニュージーランド) 132p
16位 今村駿介(日本) 35p


★女子マディソン
18チーム出走。日本からは梶原悠未選手と古山稀絵選手が出場。
日本は得点に絡めないままラップダウンとなり、18位でレースを終えました。
優勝は2位以下に大差をつけたイギリス。



梶原悠未&古山稀絵ペアは18位 Photo:Takenori WAKO



優勝のイギリス Photo:Takenori WAKO



表彰式 Photo:Takenori WAKO


終結
1位 イギリス 36p
2位 デンマーク 19p
3位 カナダ 13p
18位 日本(梶原・古山) -20p