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トラックレース&競輪を中心とした自転車競技情報ブログ

 2017-2018トラックW杯第3戦ミルトン大会最終日の日本勢は、女子ケイリンで前田佳代乃8位、小林優香9位。男子スプリントは河端朋之13位、脇本雄太16位。男子オムニアムは今村駿介12位。女子マディソンは5位で全日程を終える


女子マディソンの梶原悠未選手と橋本優弥選手 Photo:Takenori WAKO


2017-2018トラックW杯第3戦プルシコフ大会3日目、ついに最終日です。


この日に行われたのは男子スプリント、男子団体追抜(1回戦〜決勝)、男子オムニアム、女子ケイリン、女子チームスプリント(1回戦〜決勝)、女子マディソン。
日本からは男子団体追抜と女子チームスプリントを除く4種目に出場しました。


前日の梶原悠未選手の金メダルを弾みに、最終日も日本勢の活躍に期待が高まるところでしたが、残念ながらメダル獲得とはなりませんでした。そうそう上手くはいかないですね。
女子ケイリンでは小林選手が2回戦で落車してしまったことが惜しまれますが、それでも前田選手とともにシングルリザルトを獲得。
男子スプリントも河端選手、脇本選手ともに1/8決勝まで勝ち上がりましたが、ここから先がやはり壁ですね…。


では、現地から届いた写真とともに大会初日の結果を振り返ります!


★男子スプリント
日本からは河端朋之選手、脇本雄太選手が出場。新田祐大選手は当初エントリーはしていましたが、出走を取りやめています。
今回は26名の出走のため、予選は全員が通過となり、河端選手が9秒961で11位、脇本選手が10秒084で17位。
1/16決勝では河端選手が予選22位のRayan HELAL(フランス)、脇本選手が予選16位の Melvin LANDERNEAU(フランス)と対戦し、河端選手、脇本選手ともに勝利をあげ、1/8決勝に進出します。
1/8決勝では河端選手が予選5位のフィリップ・ヒンデス(ドイツ)、脇本選手が予選1位のJeffrey HOOGLAND(オランダ)との対戦でしたが、両選手とも敗れ、ここで敗退となりました。
1-2位決定戦はHOOGLANDとEthan MITCHELL(ニュージーランド)の対戦となり、ストレート勝利で HOOGLANDが優勝。
Jack CARLIN(イギリス)とHugo BARRETTE(カナダ)の対戦となった3-4位決定戦は CARLINが勝利をあげています。



3-4位決定戦。Jack CARLIN(イギリス)が勝利 Photo:Takenori WAKO




1-2位決定戦。Jeffrey HOOGLAND(オランダ)がストレートで優勝を飾る Photo:Takenori WAKO



表彰式 Photo:Takenori WAKO


終結
1位 Jeffrey HOOGLAND(オランダ)
2位 Ethan MITCHELL(ニュージーランド
3位 Jack CARLIN(イギリス)
13位 河端朋之(日本)
16位 脇本雄太(JPC)


★女子ケイリン
日本からは小林優香選手と前田佳代乃選手が出場。
2着権利の1回戦、第1ヒートの小林選手は2着に入り、2回戦進出を決めます。第2ヒートの前田選手は3着で敗者復活戦回りとなりますが、ここは3着で2回戦へ駒を進めます。
続く2回戦は第2ヒートの小林選手が落車でDNF。第1ヒートの前田選手も4着で、両選手とも決勝進出はならず。
7-12位決定戦は前田選手が2着、小林選手が3着で、それぞれ最終順位を8位、9位で終えました。
優勝は3大会連続となるクリスティナ・フォーゲル(ドイツ)。



前田選手が出走した2回戦第1ヒート。落車が起きた Photo:Takenori WAKO






2回戦第2ヒートでは小林選手が落車してしまう Photo:Takenori WAKO



7-12位決定戦。前田選手が仕掛けていく Photo:Takenori WAKO



ゴール。前田選手は3着、小林選手は4着 Photo:Takenori WAKO



勝戦。現在2連勝中のフォーゲル(ドイツ)がまずは主導権を取る Photo:Takenori WAKO



外からハンセン(ニュージーランド)が仕掛ける Photo:Takenori WAKO



ゴールを制したのはまたもやフォーゲル! Photo:Takenori WAKO



表彰式 Photo:Takenori WAKO


終結
1位 Kristina VOGEL(ドイツ)
2位 Katy MARCHANT(イギリス)
3位 Shanne BRASPENNINCX(オランダ)
8位 前田佳代乃(JPC)
9位 小林優香(日本)


★男子オムニアム
日本からは今村駿介選手が出場。
今村選手は1種目めのスクラッチで4位と好発進しますが、続くテンポは14位、エリミネーション11位で、3種目を終えて暫定11位で最終種目のポイントレースを迎えます。ポイントレースでは2点獲得するものの、最終的には順位を一つ落とした12位でフィニッシュとなりました。
3種目終えて暫定3位から、ポイントレースで大きく得点を伸ばしたNiklas LARSEN(デンマーク)が逆転で優勝。LARSENは第1戦でも勝利をあげています。



3種目終え、暫定11位の今村選手。最後のポイントレースで一桁の順位を目指したいところ Photo:Takenori WAKO



最終種目ポイントレースがスタート Photo:Takenori WAKO



得点は伸ばせず12位でレースを終えた今村選手 Photo:Takenori WAKO



優勝はNiklas LARSEN(デンマーク) Photo:Takenori WAKO


終結
1位 Niklas LARSEN(デンマーク) 132p
2位 Oliver WOOD(イギリス) 120p
3位 Gael SUTER(スイス) 112p
12位 今村駿介(日本) 70p


★女子マディソン
13チームが出走。日本からは梶原悠未選手と橋本優弥選手が出場。
日本はなかなかポイントに絡めずにいましたが、得点が倍となるゴールで1着を取り、10点を獲得。これにより順位も一気に上がり、最終的に5位となりました。
優勝は2大会連続となるイギリス。



レースを待つ梶原選手と橋本選手 Photo:Takenori WAKO



中村選手、古山選手、鈴木選手も会場からレースを見守る Photo:Takenori WAKO





最後のゴールで1着を取り、一気に10点獲得して5位となった日本 Photo:Takenori WAKO



3位ニュージーランド Photo:Takenori WAKO



2位フランス Photo:Takenori WAKO



1位イギリス Photo:Takenori WAKO



表彰式 Photo:Takenori WAKO


終結
1位 イギリス 29p
2位 フランス 24p
3位 ニュージーランド 15p
5位 日本(梶原悠未・橋本優弥) 10p


♦全種目のリザルトはこちらで確認できます。
http://www.tissottiming.com/Competition/00030E0005FFFFFFFFFFFFFFFFFFFFFF/CT/2017