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トラックレース&競輪を中心とした自転車競技情報ブログ

 「トリックスター」レポート

本日、第1回自転車スプリントGP「トリックスター」in丸の内が開催されました。
正直、どんな大会なのかいまいち掴みかねていたのですが(笑)、始まってみれば報道関係者やギャラリーも多く、
特に休日の丸の内ということで家族連れや若い女性など、普段は自転車競技などあまり見たことがないだろう(←勝手な想像)という方々も
足を止めて観戦されたりと、そういう意味ではなかなか面白いイベントだったのではないでしょうか。


では写真を中心に「トリックスター」のレポートです。



丸の内仲通りに廃材で作ったという全長300m、幅3.5mの木製走路が敷かれ、ここを走り150mの速さを競う。


オープニングセレモニー。特別ゲストに元ヤクルトスワローズ選手兼監督の古田敦也氏もやって来た。


選手宣誓は今回のイベントの中心的存在、長塚選手が務めた。


セクシーなラウンドガールが対戦カードをお知らせ。



まずは一回戦第1レース、山口幸二(奥)対永井清史(手前)。スタートからリードした永井がそのまま大きく差をつけて先着。


ゴール後は勝者インタビューが。永井は「(山口は)大先輩ですが全力で行かせてもらいました」。


第2レースは内田慶(奥)対平原康多(手前)。ここは平原が勝利。


第3レースは加藤慎平西谷岳文。スタート前のインタビューでは加藤が得意(?)の冗談で西谷を口撃(笑)。


レースはスタートで加藤がリードするも、後半追い込んだ西谷が先着して勝利。


一回戦最後となる第4レースは中央大学の東矢昇太(奥)と長塚智広(手前)の対戦。


ここは長塚が力を見せつけて、圧勝。最後は後ろを振り返る余裕も。


準決勝進出はこの4選手。左から長塚、西谷、平原、永井。


準決勝第1レース永井(奥)対平原は、永井がこれまでの一番時計12秒9台を出して勝利。


第2レースは西谷(奥)対長塚。いい勝負になったが、ここは貫禄で長塚が西谷を下した。


決勝は下馬評通り、永井(奥)と長塚のオリンピックコンビの組み合わせとなった。


僅差の勝負となった決勝だが、長塚がゴール前わずかに交わして先着。優勝を決めた。


ゴール後、喜びいっぱいの長塚。
レースを振り返って「永井は本当に強かった。ヤバイかと思ったが、ぎりぎり交わせて良かった。勝てて嬉しい」とコメント。


表彰式。JKAの下重会長より準優勝の永井に花束が渡される。


優勝した長塚にはトロフィーも。


優勝の長塚が最後に今回のイベントを振り返り、
「たくさんの方々に見ていただけて、自転車の魅力を伝えることができたと思う。また2回、3回と続けていきたい」とコメントし、締めくくった。


全員で記念撮影。


全レース終了後、囲み取材もあり、長塚選手と永井選手はオリンピックに向けての抱負など語っていました。


とりあえず、今回のレポートはこのくらいで。